「労働者と機械」リカルド・フロレス・マゴン

原文:The worker and the machine(1916年)


「いまいましい機械め!」

汗と苦しみで顔を歪めながら労働者は叫ぶ。

「悪しき機械よ、お前の速い動きに合わせて働かされる俺は、まるで鋼鉄でできた身体にモーターがついているみたいじゃないか!俺はお前が憎い。なぜならお前は十人、二十人、三十人分の仕事をこなして、俺の口からパンを奪い、妻や子どもを飢えさせているんだからな。」

機械はエンジンの動きにあわせてうなり声をあげ、人間という血と肉の同志の疲労を共にしているかのようだ。機械の無数の部品が止まることなく動きつづける。あるものは滑り、あるものは跳ね、回転し、揺れ、黒い油をしたたらせ、シューッと音を立て、震える。肉体と骨でできた奴隷の目は、それを凝視せざるを得ない。その動きに目を離せば、指を一つ奪われ、手や腕を失い、命さえ落としかねないのだから……。

「地獄の機械め! 悪魔の落とし子よ、お前らなんて消えてしまえ! なんという仕事ぶりだ! たった一人を横に置き、モーターの石炭代だけで、一日で人間が一か月かかる量のものをつくってしまう。こうして、俺のような人間は三十日働けるはずが、たった一日しか働けなくなる。俺たちは飢えて死ぬ! だがお前はそんなこと気にもしない! お前がいなければ、二十を超える労働者の家庭にパンが行きわたるのに!」

機械の無数の部品がまた動きつづける。うなり、滑り、くっつき、離れ、上下に動き、汚れた油を滴らせ、揺れ、ギシギシとめまいを起こすような音をたてる。休むことのない黒い機械は、まるで生き物のようにあえぎながら、血と肉の奴隷の一瞬の油断を狙っているようだ。指を噛みちぎり、手をかみ砕き、腕や命までも奪おうと……。

工場の天窓から、牢屋のようにくすんで冷たい光が差し込む。この悲しみ、苦しみ、疲労、そして働く命を遊ぶ者たちのために犠牲にするこの場では、光さえも笑うことを禁じている。外からは足音が聞こえる。それは仕事に向かう群れだ。工場の隙間にはマイクが仕込まれ、すべてを監視している。労働者は咳き込む……咳き込む! 機械は軋む、軋む、軋む……!

「七時間もお前のそばに立たされて、まだ三時間残っている。目が回る。でも我慢しないといけない。頭が割れそうに痛む。でも油断はできない、裏切り者め! お前に殺されないよう、鋼鉄の歯で噛みちぎられないよう、鉄の指に挟まれないよう、俺はお前の動きを見続けなければいけない!あと三時間……! 耳が鳴って、喉は渇き、熱が出て、頭が爆発しそうだ!」

外では子どもたちが笑いながらふざけている。その笑い声は純真で、どこか可笑しく、この悲しい空間を一瞬だけやわらげ、鳥のさえずりを聞いたときのように心に風を吹き込む。労働者は感情で震える。ああ、あの子たちの笑い声! あのさえずりのような声!

機械の動きから目を離すことなく、労働者は考える、考える、考えつづける……。自分の心のかけら――つまり家で待っている愛しい子どもたちのことを思い浮かべる。やがてあの子たちも、工場の影で、監視のマイクに囲まれながら、この機械の前で苦しむようになるのかと思うと、身震いする。

「悪しき機械め!お前は本当に悪だ!」

すると機械は、これまで以上に激しく震え、うなりをやめる。鋼鉄の腱を総動員し、鉄の背骨で、ギアの歯で、無数の動く部品すべてで、怒りと憤りに満ちたしわがれ声を発する。その声が人間の言葉に訳されるなら、こう言っているだろう:

「黙れ、哀れな人間よ! お前は俺を非難するが、自分のことは責めないのか、この臆病者め! 俺はただ、モーターの力で動く単なる機械だ。だがお前には頭があるのに、反抗しないとは、なんという情けなさだ! 嘆きはもうたくさんだ、みじめな人間よ!

お前をこんな目にあわせているのは俺ではない。お前自身の臆病さだ! 俺をお前のものにしろ、奪い返せ! お前の血を吸う吸血鬼の手から俺を取り戻して、自分と仲間のために使え、愚か者!

機械は本来すばらしいものだ。人間の努力を減らすためにある! だが労働者たちはあまりに愚かで、自分たちが作った俺たち機械を、拷問者たちの手にゆだねている! これほど愚かなことがあるか?

黙れ、もう黙れ! お前に鎖を断ち切る勇気がないのなら、文句を言うな! もう時間だ、出ていけ! 外に出て、考えるのだ!」

機械のこの救いの言葉と、外の新鮮な空気が、労働者を考えさせた。彼の心の中で、ひとつの世界――それは偏見、心配、伝統と法律への崇拝の世界だった――が崩れ落ちた。拳を突き上げて、彼は叫んだ:

「俺はアナーキストだ!土地と自由に万歳!」